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フリースクール『ワクノソト☆』の三國雅洋です。

今回は「不登校支援で最も大切なことは、心の自傷行為をさせないようにすること」という話をします。

【1】学校に行かないのは、問題ではない。

本人が、自分自身の選択で学校に行かないのは、法律的に全く問題ありません。

もちろん、保護者が、子を働かせて学校に行かせないというのは法律的に問題となります。なぜなら保護者には教育を受けさせる義務があるからです。

しかし、本人が様々な事情を勘案した結果、「学校に行かない」という選択をしている場合、それを非難されるいわれはありません。

もちろん、学校に行かないことによるデメリットはいくつかあります。しかし、それはデメリットに過ぎません。法律的にも、倫理的に悪いことではありません。

【2】社会の多くの人は、勘違いしている

ただ、社会一般では学校に行くことを「正しいこと」と勘違いしている人ばかりです。

学校に行かないことを、倫理的に悪いことだと思い込んでいます。

これらの人々は、ホームスクール、フリースクール、および適応指導教室の、いずれも認めようとしません。学校に行っていないことを悪いことだと、暗に主張してきます。

それによって関係者が傷つけられることが頻繁に出てきます。

【3】周囲の人々を変えるのは難しい

このような人々は、感情で物を言っています。これらの人々が望むのは「普通であること」です。 この人たちは言っているのは結局のところ、「普通になりなさい」ということに集約されます。ですから、どれだけ論理的に説得しても意味をなしません。

相手方に変化を期待するのは、大変に難しいと言わざるを得ません。

【4】自己否定を止めること

周囲の人は、あなたに対して「普通のこと」である、「学校に行くこと(行かせること)」を求めてきます。それによって、子も保護者も傷つけられることが出てきます。

周囲の人々を変えることができれば一番ですが、それは難しい。

そうなったとき大切なのが、自己否定をしないことです。

「自分が悪い」と思わないようにすることが、何より大切です。自分で自分を攻撃することをやめることが、何より大切です。

他者から攻められている状態で、さらに自分自身で自分を傷つけてしまうと、心が休まる時間がなくなります。他者と距離を取ることは、ある程度は可能です。しかし、自分自身から距離を取ることができません。自分が自分のことを責め始めてしまうと、悪循環が止まらなくなります。

他者から、”言われなき非難”を受けなければならない状況であるときは、せめて自分は自分を攻撃しないようにしたほうがよいのです。

【5】心の自傷行為を、止めよう

私たちは反省を強制される社会に生きています。そのため私たちには、「反省することはよいことだ」という思い込みがあります。ですが、反省が必ずしもよいこととは限りません。

行動を反省することをよいのです。行動を反省することによって、行動が改善されることは心理学で示されています。

しかし、自分の人格を責めることは、単なる心の自傷行為です。「自分は悪い人間だ」、「自分は嫌な性格だ」、「自分には能力がない」、「自分はダメな人間だ」と思ったところで、何も行動は変わりません。行動が変わらなければ結果も変わるはずがありません。

自分の人格を責めることは、何も意味がありません。しかし私たちは、それをしがちなのです。

ですから、不登校支援をする人々がさせないように働きかける必要があります。

【6】「あなたらしくない」と伝える

心の自傷行為をしている子には、「あなたらしくない」と言ってあげましょう。 自分を低く評価する言動は、すべて否定することが不登校支援でするべきことです。たとえば子どもは「私は頭が悪いから」と言ったら、「そういうことを言うのは、あなたらしくない。」と言うことが大事です。自己評価を下げようとする言動に同意をせず、否定をしてあげることが大切なんです。もちろん、気持ちに寄り添ってあげることは大切ですが、その言葉に同意してはいけません。

あなたが保護者で「私が悪い」という思いが出てきた時にも、同様に「私らしくないな」と思うようにしましょう。

学校に行かないことは何も悪いことでありません。しかし、周囲はどうしても攻撃してきます。そしてその周囲の人々は、変えられません。ですから私たち、自分で自分を肯定してあげる必要があります。少なくとも、自己否定を止める必要があります。

その時の言葉は「あなたらしくない」「私らしくない」です。自分を常に高く評価するように子に、そして自分自身に働きかけをしていきましょう。

フリースクールは『ワクノソト』の三國雅洋です。

今回は生徒向けの文章です。

今回は「信頼を得ることで、夢中になれる時間を増やそう」という話をします。

何かに夢中になることは、とても大切なことです。たとえそれがマンガ、アニメ、ゲームなどであっても重要なことです。

ただ、何かに夢中になればなるほど、周囲の人々は不安に思うようになります。”マンガの読み過ぎなのではないか」、「アニメばかり見ている」、「ゲームばかりしていて目が悪くならないか」と心配するようになります。

この不安を解消するような働きかけができると、自分が夢中になれることをもっと自由にすることができるようになります。信頼されればされるほど、自由時間を作れます。

信頼を得ることに少し時間を掛けることで、もっと多くの時間を夢中になることに使えるようになるんです。

【1】夢中になる体験を積むことは大切

上達には3段階あります。「導入期」、「専門期」、「発展期」の3つです。

導入期のゴールは「快体験を積むこと」です。簡単に言えば「嬉しい」、「楽しい」、「すがすがしい」、「気持ちいい」、「誇らしい」などのプラスの感情を味わうことです。

「専門期」は基礎練習を反復することで、自己効力感を高めることがゴールです。この時期は基礎練習を繰り返す時期のため、この時期を抜けることは簡単ではありません。そのため、導入期で快体験を存分に積んでおくことが大切なんです。

プラスの感情を存分に味わうことで、「専門期」以降での苦しみにも耐えることができるようになります。ゲームにのめり込んでいると、退屈なレベリング(レベル上げ)も耐えられますね。

私達は通常、それに夢中になることなく「専門期」に強制的に入れられます。学校教育の内容はすべて「専門期」に該当する内容です。 プラスの感情を味わう「導入期」を経ることなく、専門家に該当することを強制させられます。だからこそ、多くの生徒が学校教育で脱落してしまうんです。

すべての学問はつながっているので、どのような内容であっても夢中になれば必ず繋がってきます。ですから、何かに夢中になることはとても重要なことなんです。

【2】周囲が不安になる

何かに夢中になればなるほど、周囲は夢中になっている人を心配するようなります。マンガを読んでばかりいる子供に対して、多くの保護者は不安に思うものです。勉強についていけなくなるのではないかと思い、将来に響くのではないかと考えます。

ですから、夢中になることに対して制限をかけるようになります。マンガに夢中になっているなら、マンガを処分してしまう保護者もいるでしょう。

そのようなことをさせないためには、信頼を得るための働きかけをする必要があります。

たとえばそれは勉強をしている姿を見せることであったり、『ドラゴン桜』のような受験マンガを読むことであったり、YOUTUBEで勉強している姿を見せることであったりします。

【3】信頼を得ることで、自由時間を作る

信頼を得れば得るほど、自由時間を作ることができます。

一般的に偏差値が高い高校ほど、自由です。反対に偏差値が低い高校ほど、校則が厳しくなります。これも結局は、学校が生徒を信頼しているかどうかが反映されています。

信頼を得ることは、結局のところ、あなたの自由時間を増やすことにつながります。

ですから、信頼を得るためにも時間を割くようにしてみてください。

自由時間を増やしたいなら、信頼を得ることに時間を使いましょう。不安に思われていること、心配されていることを推測して、それに時間を費やしている姿を見せるんです。

勉強をしているかどうかを不安に思われているようなら、勉強している姿を見せるようにしてください。

いろいろなことに夢中になりましょう。そして、夢中になることに時間を費やすことができるように、信頼を得るためにも時間を使ってみてください。少しの時間を費やすことで、大きなリターンが得られるはずですよ。

フリースクール『ワクノソト☆』の三國雅洋です。

今回は、「学校に教育を任せてはいけない」という話をしますね。

学校は集団指導の場であって、個別指導はできません。

個別指導をする技術も、持ってはいません。

本人の個性に合わせた教育は、保護者にゆだねられています。

ですから、保護者が教育をすることが大切なんです。

【1】集団指導には限界がある

学校は、システム上、集団指導しかできません。個別指導している時間がありません。

個人に合わせた指導ができないということです。

【2】学校の先生は、個別指導の技術を持っていない

そして、そもそも学校教師は、個別指導の技術を持っていません。

個別指導と集団指導は全く異なるものです。

私は塾講師や、”塾で家庭教師”というものをしているとき、元教員の指導内容を見ています。

この方々がしているのは、集団指導と変わりありません。集団指導を1人相手に行っているにすぎません。

ですから、少人数学級だからといって、その個人の合わせた教育ができるとは思えません。

【3】個別指導は、保護者にゆだねられている

本人の個性に合わせた個別指導は、保護者にゆだねられています。

本人の関心・目的に合わせて、指導手段を選ぶことができるのは保護者です。

私の息子はマンガが好きです。ですから、勉強してほしいものについては、マンガで渡すようにしています。難しい漢字も読めていますが、マンガで覚えたようです。また算数パズルなどを渡したりもしています。算数については本人は得意だと言っています。実際小学1年生のときに、小学3年生レベルの数検に合格しています。

【4】本人に合う教材を用意する

みんなが使っているテキスト、みんなが使っている問題を解くことが、勉強することではありません。本人に合う教材を選ぶことが大切なんです。

教育とは学習支援です。本人の学習を支援するのが、教育者の役割です。

本人が楽しんで取り組める教材を探してあげましょう。

それが保護者ができる教育で、最も大切なことだと思います。

フリースクール『ワクノソト☆』の三國雅洋です。

今回は、「学校で習う集団行動は、社会では役に立たない」という話をします。

ですから、学校で集団行動を学んでいなくても、心配はありません。

ただ、ここで言う集団行動とは、同じリズムで、同じ行動を取る集団行動のことを言います。「起立、礼、着席」や「前習え」、「右向け右」、「左向け左」、「全体止まれ」などのことを言います。

【1】全員で同じリズムで、同じ行動を取る機会は、まずない

社会に出たときに、全員で同じリズムで、同じ行動を取る機会など、まずありません。「起立・礼・着席」などと号令を掛けられることも、まずありません。

冠婚葬祭においても同様です。結婚式、葬式、または式典においては「皆様、ご起立お願いいたします」と言う声が掛かる場合はありますが、それぐらいです。

健康のための体操の時間を取る会社はありますが、それも同じリズムで動くことを強制されることはまずありません。仕事ができる身体を作ることが目的なのですから、無理にリズムに合わせることを強制されることはありません。


【2】目的達成のために、役割を果たすことが大事

社会において求められるのは、同じ行動を取ることではありません。タイミングを合わせて、行動するようなことを求められることがありません。

社会において個人に求められるのは、それぞれの集団の目的を達成するために、それぞれが自分が果たすべき役割を自分で見つけ出し、果たすことです。たとえば塾講師は生徒の成績を上げる授業を行うことが求められ、塾長は塾講師がそのような授業を行えるサポートをすることが求められます。病院では、医師は治療をすることが求められ、医療事務には点数計算やレセプト作成などが求められます。各個人はそれぞれが所属する集団で、集団の目的が達成できるように役割を果たすことが求められるんです。

各個人が、集団や組織の目的を理解して、状況を踏まえて、自分が果たすべき役割を果たすことが求められます。同じタイミングで同じ行動をすることではなく、集団・組織の目的を達成するために、適切な行動を取ることが求められるのです。

【3】集団の目的を把握すること

社会においては、集団・組織の目的を把握することが、何よりも求められます。その場にいる全員が目的としていることは何かを把握することから、各自の役割が把握できるからです。「この場が達成しようとしている目標は何か」を把握できることが大切なのです。

社会で役立つ集団行動ができる人というのは、給食の時間で、給食ができるだけ早く全員に行きわたるように、給食係でなくても動ける人のことです。自分が日直でなくても、黒板を消すのを手伝って上げられる人のことです。

その場における集団の目的を把握して、自らの役割を設定し、動ける人のことです。

【4】有益なことをできる人が求められる

社会において求められるのは、一言で言えば有益なことができる人です。

目的達成のために役立つことができる人のことです。

運動会の入退場やマスゲームのような一糸乱れない行動を求められることはありません。

ですから、学校でこのような種類の集団行動を学ぶ必要はありません。そして、学んでいないからといって何も困ることはありません。

集団内における役割を見つけ、それを果たすという意味での集団行動こそ、私達が身に付けるべきものです。

ですから、練習をするならこちらの意味での集団行動を練習しましょう。

集団の目的を把握する練習、そしてそれを達成するために動く練習こそ、行っていきましょう。

フリースクール『ワクノソト☆』の三國雅洋です。

北村勝朗先生著の『300人の達人研究からわかった 上達の原則』という本を読みました。

この本はそのタイトルとおり、上達や熟達について書かれたものです。

私は仕事柄、さまざまな上達についての書籍を読んできましたが、この本で始めて出会った概念が「導入期」というものです。

【1】上達には3段階ある。

北村先生によると、上達には3段階あるとのことです。

導入期、専門期、発展期の3つです。

導入期において大切なことは、次の5つです。

1 「楽しくてしょうがない」快体験を実感する。
2 自由に何度でも繰り返してやれる。
3 結果や成果を評価されない。
4 その場を楽しむことに目的が置かれている。
5 もっとやりたくなるような仕掛けがある。
導入期は、これから目指そうとするジャンルやその周辺ジャンルの体験を通じて、活動の快体験を思い切り感じ取って、その興奮や情動を心と身体で覚える時期だ。

つまり、導入期は「遊び」として関わる時期ですね。

第2段階である「専門期」では、次の3つがポイントとなります。

1 ちょっと難しいが、がんばればできる程度の課題を設定する。
2 努力する過程を認め、ほめることで、主体的に取り組む自立性を育てる。
3 やる気を高く維持するためにも、達成感が得られる仕組みをつくる。

専門期は、一般的には専門家が担当することが多い時期です。上記の3つを意識して指導している専門家自体が少ないのですが、そもそも指導相手が「導入期」を過ごしていないことを意識している人はより少ないでしょう。

私自身も、指導相手が「導入期」を過ごしているかを意識することは、ほとんどありません。むしろ、「導入期」をしっかりと過ごしている生徒はいないとさえ思い、諦めてしまっていました。今後の指導については、特に意識していきたいと思っています。

第3段階である「発達期」は、自主性の確立を目指します。

発展期は質の高い練習・学習を積み重ね、高いレベルに至った段階だ。この段階の練習や学習では、「正しい答え」を導き出すための「正しいやり方」を見つけるだけではなく、「たくさんの答え」と「さまざまなやり方」から、答えを創造することが求められる。

【2】「導入期」が一番重要

私は18歳から家庭教師や、塾講師、医療法人での指導などを行ってきましたが、この中で最も軽視してきたのが「導入期」だと言わざるを得ません。遊びとしてそれに触れ合う機会を、指導者として提供できてきたとは、残念ながらとても言えません。

しかし、間違いなくこの「導入期」が最も大切です。私は英語に対して苦手意識はなく、英語で書かれた書籍なども読むことはできます。小学生時代に、近所の外国人神父さんから英語を教わった経験が大きいと思っています。物を持つ形をして「have」と言った神父さんを見て、「have」の意味を理解できた瞬間を、いまだに鮮明に覚えています。このような快体験があったからこそ、中学校での学習指導にも耐えることができたのでしょう。私にとって勉強という意識がない状態で、この体験ができたことが大きかったのは間違いありません。

【3】「遊び」から始めよう

学習は、遊びから始めるのが一番です。テレビ、マンガ、映画、アプリなどから入ってもよいと思います。私も息子には積極的に、面白いマンガを渡しています。息子はそこから、いろいろなことを自然と学習しています。

中高一貫校の受験対策で有名な宮本哲也先生は塾で、算数パズルを出すそうです。私も中高一貫を目指す生徒には、思考力問題を解いてもらうようにしていますが、みな集中して解きます。

遊びでは物足りなくなったら、その次の段階である「専門期」に進めばいいんです。導入期で快体験を得ることなく、専門期に進んでしまうほうが問題です。

学業成績の低い生徒のほとんどは、「導入期」を経ることなく「専門期」に進んだ生徒です。「嬉しい」、「楽しい」、「心地よい」、「誇らしい」、「清々しい」といったプラスの感情体験を経ることなく、強制的に専門期に放り込まれた生徒たちです。このような生徒たちは、なかなか成長もできません。

学習を長期的に続けるには、最初の「導入期」がとても大切です。この導入期のゴールは、楽しみつくすことです。楽しむためには成長は欠かせませんが、成長のために楽しみをないがしろにしては、長期的な成長が見込まれなくなってしまいます。

最初から、成長を求めないようにしてください。

楽しむことから、始めましょう。


フリースクール『ワクノソト☆』の三國雅洋です。

今回は、高校受験に向けた英作文の方法について、簡単に書きます。

【1】中学生で習う語彙は、ネイティブの3歳児以下

大前提となるのは、「中学生の語彙は、ネイティブの3歳児以下」という事実です。

https://www.highscoretoeicker.com/native-goisu/

現行の学習指導要領では、中学生は1200の単語を習います。高校まで含めると3000字となります。

https://www.shane.co.jp/column/detail/id=21982

しかし、英語のネイティブが3歳で3000字です。高校まで習って、やっと3歳児レベルです。

中学生は1200字しか習っていませんから、2歳以下かもしれません。

まずは、これが大前提となります。

高校受験の英作文では、自分には3歳児以下の語彙数しかないことを心にとめておきましょう。

【2】自分が知っている単語と文法で書く

中学生の時点では、3歳児以下の語彙数しかありません。

ですから、難しいことは言えません。

「将来、宇宙飛行士になりたい」と書きたくても、そもそも「宇宙飛行士」という単語を習っていません。

「宇宙遊泳をしてみたい」と書きたくても、宇宙遊泳という単語を知らないでしょう。

自分が知らない単語を使う文章を、英作文で書こうとしないでください。

自分が知っている単語を使って書くんです。

「私は野球選手になりたい」、「私はコックになりたい」など自分が知っていそうな単語と文法を使いましょう。

どうしても「宇宙飛行士になりたい」と書きたいなら、宇宙飛行士に関する英単語を先に覚えておきましょう。

【3】PREP法を使う

文章の構成を考えるときは、PREP法を使います。

PREP法というのは、世界中で使われるプレゼンテーションの型です。

https://swingroot.com/prep/

結論、理由、具体例、結論の順番で書きます。

例えば、次のような文章になるでしょう。


(結論) 私は野球選手になりたい

I want to be a baseball player.


(理由) 私は6歳からずっと練習してきている 

I have practiced since I was 6 years old.


(具体例) 私は小学3年生のとき、ホームランを打った。

I hit a homerun when I was 9 years old. 


(具体例2)私はそのときとても嬉しかった。 

I was very happy then.


(結論) だから、私は将来、野球選手になりたい。

So I want to be a baseball player in the future.


文章の数を増やしたいときは、理由や具体例を増やします。

理由や具体例については、どれが理由でどれが具体例に当たるかを厳密に考える必要はありません。英作文におけるPREP法は、英作文をするための道具です。PREP法にこだわって文章が書けなくなるのは、本末転倒ですからね。

なお、難しい単語や文法は、一切使っていません。

先ほども書いたとおり、私達の語彙はネイティブの3歳児以下です。そもそも難しいことを書く語彙数を持っていません。

自分が知っている単語、文法だけで、書けばいいんです。

【3】使う文法を決めておくのもいい

英作文で使う文法を、先に決めておくのもよいでしょう。

たとえば「to不定詞」を使う、「動名詞」を使う、「現在完了を使う」、「Ifを使う」など決めておけば、そこから書く内容を考えることもできます。

「to不定詞」は、名詞にも、形容詞にも、副詞にも使えます。つまり、とても自由度が高いものです。使えるようにしておくと、英作文の幅が広がります。

また、「前置詞+名詞」は、形容詞または副詞として使えます。「ブラジルの人々」や「日本の男性」、「机の上にある本」などを表現することもできるので、使えるようにしておくと、1文の単語数を増やすのに役立つと思います。

【4】本当のことを書く必要はない

英才文では、本当のことを書く必要はありません。

学校も、本当のことを書いてほしいとは思っていません。

あなたの英作文の技術を見極めたいのであって、あなたのことを知りたいわけではないからです。

一番よくないのは、何も書かないことです。

本当のことを書かなくてもよいので、あなたが知っている単語、文法で英作文に取り組みましょう。

【5】自分が知っている単語・文法で書く

高校受験の英作文において一番大切なことは、自分が知っている単語・文法を使って書くことです。

普段のコミュニケーションにおいても、辞書を片手にコミュニケーションをする人はいないはずです。自分が言いたいことがあって、それを表現する言葉が見たらなければ「言い換え」をしたりして表現するでしょう。

私達は、普段から、自分が知っている単語・文法のみを使って、コミュニケーションをしているんです。英語になった途端に、自分が知らない単語・文法を使ってコミュニケーションしようとするのは、あまりにも不自然なことです。

自分が知っている単語・文法を使って、書くことに集中してください。私達は3歳児以下の語彙数で英文を書かなくてはいけないことを、常に意識しておきましょう。

私達が英作文でするべきことは、かっこつけた文章を書くことではなくて、自分が持っているありったけを示すことだけです。

背伸びをしようとせず、つたない言葉で話す外国人として、精一杯に書けばいいんですよ。

フリースクール『ワクノソト』の三國雅洋です。

今回は、高校入試でよく出る「速さ・距離・時間」の問題を解く技術を2つご紹介します。

問題は、次のYOUTUBE動画から引用します。

「家庭教師ガンバ」チャンネルの動画です。

A地点から250mはなれたB地点へ行くのに、途中のC地点までは毎分80m、C地点からB地点までは毎分60mの速さで歩いて35分かかった。A地点からC地点まで、C地点からB地点までの距離をそれぞれもとめてみましょう。

【1】連立方程式の解き方の基本

連立方程式の解き方の基本は、次のとおりです。

(1)求めるものをx、yと置く。

(2)表を作るか、ミック図(造語)を使う

順番にやっていきましょう。


(1)求めるものをx、yと置く

長々しい文章は読み飛ばして、まずは求めるものを確認しましょう。

A地点からC地点まで、C地点からB地点までの距離をそれぞれもとめてみましょう。

結局、求めるものは「A地点からC地点までの距離」と、「C地点からB地点までの距離」ですね。

ですから、これをx、yと置きます。


A地点からC地点までの距離をx、C地点からB地点までの距離をyと置く。


(2)表を作るか、ミック図(造語)を使う

まずは、次のような表を作ります。


   A地点~C地点|B地点~C地点|合計

距離    

速さ

時間


この表に、問題文から速さ、時間、距離を抜き出して、書きいれていきます。


「毎分」、「時速」、「秒速」などの言葉が頭についた言葉は、「速さ」です。

そのような言葉ついていない「m」、「km」は「距離」です。

最後に「〇分」、「〇秒」、「〇時間」は「時間」です。

こうやって、単位ごとに数字を抜き出しましょう。


そうやって抜き出すと、次のような表ができます。


   A地点~C地点|B地点~C地点|合計

距離   x                       y                   250 

速さ          80                     60

時間         x÷80     y÷60      35


あとは、この表を見ながら、方程式を2つ考えます。

うんうんと悩むのは、ここまでの作業をしてからです。

こういう作業をする前に悩まないでくださいね。

まずは、作業を行いましょう。


この問題の場合、悩むまでもないと思います。「合計」欄に合計が出ているもの「距離」と「時間」で式を作ればよいからです。

x + Y =250

 x/80 +y/60 = 35

あとはこの2つの方程式を連立方程式として、解くだけです。


この表で十分解けるのですが、もう1つ方法があります。

それは私が開発したミック図です。

していることは、簡単です。いわゆる「き・は・じ」を、それぞれ書いているだけです。

A地点からB地点までの距離が250mなので、「き」の位置に250と書いています。

A地点からC地点まで、C地点からB地点までがそれぞれ、x、yなので、「き」の位置に書いています。

A地点からC地点、C地点からB地点までの速さがそれぞれ、毎分80m、毎分60mですから、「は」の位置に書いています。

こうすることで、スッキリと図に書き込めるんです。

ものすごく簡潔に書き込めるので、とてもお勧めです。

これは、電流・電圧・抵抗にも使えます。


表を書くほうが分かりやすいですが、図を書くことのほうが慣れている生徒が多いです。

図を書いたのだったら、ミック図を書いて数字を整理するほうが簡単ですから、ぜひやってみてください。

【3】書いてから悩もう

連立方程式の問題は、(1)求めるもとをx、yと置く、(2)表かミック図を書く、をしてから悩むようにしてください。

手を動かしてから、悩みましょう。手を動かさずに悩むのは、脳科学的にもナンセンスです。

連立方程式に限らず、悩む前にできることを全部する習慣を付けておくとよいですよ。


フリースクール『ワクノソト☆』の三國雅洋です。

今回は、「普通ではないは、よいことだ」という話をします。

【1】イチローはなぜ、人気があったのか

野球選手だったイチローは、とても人気がありました。

イチロー選手の言葉を取り上げた書籍は多くありましたし、学校でも先生が取り上げることがあります。福井県のとある中学校では、学年だよりに毎回、イチローの言葉が書かれています。

では、なぜイチローは人気があるのでしょうか。

さまざまな理由が考えられますが、端的には1つです。

「普通ではない結果を出したから」です。

日本で大記録を打ち立てて、メジャーでも大記録を打ち立てた。日本人として「普通ではない記録」を出しました。

すべての理由は、ここから生み出されています。

イチローが平凡な記録しか出していなかったら、書籍が出されるわけもありません。

【2】天皇はなぜ、国民から親しまれているのか

先日、今上天皇が国内外に向けて、即位を宣言されました。

中学3年生は公民で学習しますが、天皇は日本国と日本国民統合の象徴とされます。象徴というのは「シンボル」と言います。鳩は「平和の象徴」と言われます。平和という目に見えないものを、目に見えるようにしたものが「鳩」だという意味です。天皇は「日本国」という概念と、「日本国民の統合」という概念を、目に見えるようにしている存在だと言うことです。

天皇は、とても国民から親しまれています。

なぜでしょうか。

これにもさまざまな理由がありますが、端的には1つです。

「天皇は、普通ではないから」

少し言葉をよくすれば、「有り難い存在だから」です。稀有な存在ということです。

天皇家の歴史の長さは、普通ではありません。男女平等が叫ばれる世の中にあって、天皇については男子一世を声高に叫ぶことができるほどの、特別さです。

私は、私の祖父の相続登記を手伝ったことがあります。そのときに祖父の戸籍を読みました。ですから、祖父の父の名前は、調べれば分かります。しかし、それ以前となると、どこまで遡れるかは分かりません。一般的な家庭は、明治時代の戸籍制度以前にさかのぼるのは、とても難しいでしょう。

いろいろな意味で、普通ではないから、天皇は大切にされています。

【3】一般的には「普通ではない」は憧れの対象だ

「普通ではない人」は、憧れの対象です。

 古典では”めったいにない”を、「有り難い」と表現しました。これが「ありがとう」の語源です。

 普通ではないことは、決して悪いことではありません。日常感覚として、むしろそれは望ましいこととされています。

 ですから、「普通ではない」は、一般的には悪いことではありません。

 ただし、これには条件があります。

【4】自分の関係者は、普通でいてほしいらしい

 一般的には「普通でない」は、望ましいこととされます。

 将棋の藤井翔太さんは、最年少でプロになり、その後連勝を続けました。

 これは連日、ワイドショーにも取り上げられたぐらい人気がありました。

 しかし、藤井君のクラスメートにとっては、どうだったでしょうか。藤井君の先生からしたら、どうだったでしょうか。ご家族は、モンテッソーリ教育をされていたぐらいですから、心から応援をされていたのだとは思います。しかし、自分のクラスメートが連日取り上げられている様子を見ている同級生はどうだったでしょうか。学校の先生はどうだったでしょうか。嫉妬を感じていた子ども達はいるはずです。

『道は開ける』という書籍の中に、皇太子がクラスメイトから苛められたという話があります。将来国王になったときに、「アイツを蹴ったことがある」というためだったと書かれています。

 遠くにいる誰かが「普通ではない」は、私達は歓迎します。しかし、近くにいる誰かが「普通ではない」と私達は、心穏やかではいられなくなるのです。

【5】普通ではないのはよいことだが、周囲の人を動揺させる

 つまり、普通ではないことはよいことなのですが、周囲の人を動揺させるということです。

 普通ではない人は、稀有な存在であり、憧れや感謝の対象です。

 しかし、近くにいる人からすれば、心を動揺させる人となります。不安にさせたり、迷惑に思われたり、イライラさせたりしてしまうものなのです。

 人間の心理はそのように動くのですから、これは仕方ありません。

 だから、私が分かってほしいのは1つです。

 もしあなたが普通でないという理由で、恐れられ、不安に思われ、周囲をイライラさせたとしても、それは悪いことではない。

 普通ではないことは、よいことなんです。それを突き詰めたのがイチローであり、天皇であり、藤井翔太さんです。

 あなたが周囲を動揺させるのは、仕方がないことです。ですから、そのような動揺をさせてしまった恩返しとして、突き抜けてください。

 突き抜ければ、周囲もあなたの存在を「ありがたい」と感じて、感謝するようになりますから。

フリースクール『ワクノソト☆』の三國雅洋です。

今回は「暗記の仕方」について、ご説明します。

私は18歳から家庭教師を始め、塾講師なども行いながら20年以上に渡って教育に携わっています。

その中で「暗記の仕方」については、記憶術の本なども読みながら身に付けて、指導もしてきました。

今回の情報は、きっとお役に立つと思います。

【1】すぐ忘れる人のための「暗記の仕方」

暗記の基本は3つあります。

(1)関連付けをして、覚えること(精緻化)

(2)テストをすること(自己テスト)

(3)忘れてから、覚えなおすこと(分散学習)

まずは、記憶したいことを「関連付け」をして覚えます。これを専門用語では精緻化と言います。

たとえば「way」には「道」という意味以外にも、「方法」という意味があります。

これを私は「ゴールを実現するための行き道、つまり方法」と、語源と関連付けて説明します。最近読んだ本では、medicine(薬)を「目で診断して、薬を出す」と関連づけていました。覚えるときには、可能ならば関連付けを行いましょう。駄洒落でもなんでも、関連付が多ければ多いほど、暗記がしやすくなります。

関連付けを行ったら、次はテストを行います。これも専門用語では「自己テスト」と呼ばれます。ただ反復するよりも、テストを行うほうが暗記には効果的であることが、さまざまな研究から分かっています。また、人間には「流暢性の幻想」と呼ばれるものがあり、簡単に言うと覚えたつもりになりやすい性質があるんです。もともと脳は手抜き器官ですから、エネルギーを使わないように「覚えたつもり」になってしまいます。ですから、テストを行うことが大切です。自分が本当に覚えているかどうかを、テストを行うことで確かめましょう。

最後に、一度忘れる時間を取って、覚えなおしていきます。これも専門用語があり、「分散学習」と呼ばれます。テストをして全部覚えた自信がついたら、あえて忘れるための時間を取りましょう。少なくとも5分は、時間を空けるようにしてください。英単語を覚えていたなら、英文法の勉強に取り組んでもよいでしょう。数学の勉強などに取り組んでも構いません。大切なことは、忘れるための時間を取ることです。

一度忘れてから、覚えなおすことで、記憶を「再生」する力が強くなるんです。これも、さまざまな研究から分かっています。

もし暗記の仕方をもっと詳しく知りたい人は、次の書籍を読むとよいです。

どちらも科学的な根拠が多く書かれています。

テストで点数を取りたいなら、暗記は必須です。

関連付けをして覚えること、テストをして確認すること、忘れてから覚えなおすこと、この3つに従うだけで、覚えるための時間を短縮することができます。

どうせ暗記をしなくてはいけないなら、科学的な方法を使って覚えてください。

ちなみに、私は今英検準1級、英検1級の単語を覚えています。一緒に頑張っていきましょう。

フリースクール『ワクノソト☆』の三國雅洋です。

行動力がない人というのは、いません。

ただ、ブレーキが強すぎるから、結果的に行動できなくなっているだけなんです。

ですから、行動するために必要なのは、ブレーキを緩める練習です。


【1】自由意志は、行動を止めるもの

もともと、自由意志は行動を拒否するものです。

https://wired.jp/2016/06/13/free-will-research/

意思の力で、行動を行うのではありません。

意思の力は、行動を拒否するものです。

無意識による行動が決定がされたあとに、意識がそれに「GO」または「STOP」を出します。正確に言えば、追認するか中断するかを決めます。

ですから、行動を行いたいなら「STOP」を選ばなければいいのです。

【2】「STOP」をしなければ行動はできる

文章を書くときもそうですが、文章を書くことを困難にするのは「STOP」です。

ですから、文章作成の本の多くには、「推敲を後回しにしよう」と書かれています。

アイデアを出すための方法論として「ブレインストーミング」というものがありますが、これも「抑制」を外すための方法論です。

行動についても同じことが言えます。行動力を付けるというのは、行動へのブレーキを緩めることが何より重要なのです。


【3】ブレーキを緩める練習をする

大切なのはブレーキを緩める練習です。

行動に「STOP」をかけないようにする練習です。

心の中に「行動しない理由」が出てきたときに、それを無視する練習です。見えているリスクをあえて見ないようにすることが、行動力に繋がります。

もちろん、見えているリスクに備えるのはすばらしいことです。

ですが、リスクを考えすぎると行動できなくなります。

行動をしたいなら、どこかで目をつぶることが必要となるのです。

目をつぶれるようになればなるほど、行動力は高まっていきます。

ですから、日常生活の中で練習をしていきましょう。自分に出している禁止命令を少しずつ無視する練習をしましょう。そうやって、自分に対するブレーキを少しずつ、自分で緩められるようにしていくのです。

私達を縛っているのは、最終的には私達自身です。自分で自分を制御できるのは素晴らしいことですが、それによって自分が苦しんでしまっては本末転倒でしょう。

自分に対する抑制を、適度に緩める練習をしましょう。

自分を抑制するだけでなく、脱抑制することも大切ですよ。

フリースクール『ワクノソト☆』の三國雅洋です。

私は18歳から20年以上に渡って家庭教師や塾講師を続けています。また、私自身も行政書士を始め、各種国家試験に独学で合格し続けています。

今回は集中力を途切れさせずに、勉強をし続ける方法について、理論と経験を踏まえてお話します。

【1】「飽き」は、脳疲労のサイン

『すべての疲労は脳が原因』という本によると、飽きは脳疲労の最初のサインです。

《同じ神経細胞ばかり使っていると、その神経細胞は酸化ストレスにさらされ、「もうこれ以上、この神経細胞を使わないでくれ」という信号を発します。これが、「飽きる」という感情となって表れるのです。

 ゆえに、後に詳しく述べますが、「飽きる」、「疲れる」、「眠くなる」は脳疲労の3大サインと言われています。》(上記書籍から引用)

 疲労とは、簡単に言えば作業効率の低下現象のことです。

 つまり、「飽き」が出てきた時点で、勉強効率は下がっていることになります。

【2】集中することよりも、勉強効率を上げるほうが大切

「集中力を高めたい」という生徒は多いですが、その目的は勉強効率を高めることです。短時間で宿題を終わらせたり、短時間で暗記をしたり、短時間で問題を解いたりするために集中をしたいのです。

 そうであるならば、「飽き」が出た時点で、別のことに取り組むのが最も理に適っています。集中力を高める必要はありません。


【3】別のものに集中を切り替える

「飽き」が出てきた時点で、作業効率が下がってきています。「疲れ」を感じたり、「眠気」が出てきたら、作業効率は大幅に下がっています。

 このようなときに集中しようとするのは、「作業効率が下がっている」というアラームを無視する愚かな行為です。

飽き」が出てきた時点で、別の教科に取り掛かるようにしましょう。そうすることで、「疲れ」、「眠気」によって集中が完全に途切れることを防ぐことができます。


【4】ツァイガルニク効果を活かす

「飽き」が出てきた瞬間に辞めることで、「ツァイガルニク効果」を活かすこともできます。

「ツァイガルニク効果」とは、簡単に言えば「中途半端になっているものを、脳は重要視する」というものです。私達は、物事をきりのよいところまでやり遂げたくなる性質があり、そのためきりのよいところでないところで中断すると、脳がそれを重要視するようになります。

「未完了」として脳の片隅に残っているため、再開しやすいのです。

 これは脳科学者の中野信子さんも、おすすめの方法として紹介していました。


【5】やる気はやり始めることで、でてくる。

 さらに、やる気はやり始めることで出てきます。脳はその作業を始めることで、その作業にあったモードに調整をしていきます。これを作業興奮と言います。

 ですから、大切なのはその作業を始めることです。

「飽き」が出てきたとき、中途半端なところで中断をすれば「ツァイガルニク効果」によって、未完了な作業を脳が重要視するようになります。そのため、再開へのモチベーションが自然と生まれます。実際に再開をすれば今度は「作業興奮」によって、作業に適した脳のモードになる=集中するというよい循環が生まれるのです。

 ですから、集中力をとぎさせないために大切なことは「飽き」が出てきた時点で、別の勉強をはじめることです。

 私は家庭教師の場合は少なくとも3教科を、事前に準備させるようにします。「飽き」が見られたときにすぐに別の教科の指導に取り掛かれるようにするためです。

 このように、「飽き」を切り替えのサインとして使うことで、集中力を途切れさせることなく学習を続けることが可能となります。

 集中力を高める必要はありません。大切なことは学習効率を高めることであって、集中力を高めることではないのです。

「飽き」という脳疲労のアラームを利用して、高い集中力を維持しながら学習を続けてみてください。

フリースクール『ワクノソト☆』の三國雅洋です。

私は、不登校問題の根本にあるのは不登校に対する偏見だと思っています。

不登校に対する偏見が、子どもと保護者を苦しめています。

子どもが不登校を選び、または自由登校を選ぶと、たしかに不便なことは多くあります。

しかし、不便であるからといって、不幸せになるわけではありません。

子どもと保護者は、不登校に対する偏見によって苦しめられるのです。

「不登校は不幸じゃない」というイベントがあったように、不登校は不幸だという偏見があります。私達を苦しめるのは、この偏見です。ちなみに私は、「不登校は不幸じゃない」という言葉には、「何当たり前のことを言っているんだろう」としか思いません。「左利きは不幸じゃない」という主張と同じように感じます。学校に行かない人は少数派ですから、少数派であるための不便はあります。しかし、少数派だからといって必ずしも不幸ではないでしょう。私達を苦しめるのは、「不登校は不幸だ」という偏見です。

他にも「不登校は悪いことだ」という偏見もあります。子どもに学校に行く義務はありませんから、悪いことでは決してありません。そもそも学校に行くかどうかは、子どもが決定すればよいことなのですから「学校に行かないのは悪いことだ」というのは、完全な不勉強な人の発言です。ですが、「不登校は悪いことだ」という主張する不勉強な人が多いために、偏見に苦しめられます。

逆にいえば、この偏見に打ち勝つことさえできれば苦しみは大きく減ります。

では、どうすれば打ち勝つことができるのでしょうか。

それは、不登校の子どもと保護者が、堂々と振る舞うことです。まるで学校に自由登校するのが当然かのように振る舞い続けることです。「学校行っていないの?」と尋ねられたとき、心の中で《この人はまだ学校に行かないのが悪いことだと、思い込んでいるんだな》と慈悲の心を差し向けることができるようになることです。

「銀髪のピアニスト」という名刺を持っていた当時大学生の友人がいますが、その友人はまるでそれが当たり前のようにしていたので、誰も何も言いませんでした。非言語で「これが当然だ」と主張され続けると、周囲はそれを受け入れざるを得なくなります。

私達がやるべきことは、非言語で「学校は、子どもが自分の意志で行くところだ」ということを主張し続けることです。言語で主張するよりも、非言語(態度、動作)で伝えるほうが効果は明らかに高くなります。

一緒に、偏見と戦っていきましょう。

学校に行かない以上、ある程度の不便は仕方がありません。それは少数派であることによる不便であって、ある程度は受け入れざるを得ません。

しかし、偏見に苦しめられる必要は全くありません。私達の一番の敵は偏見です。

偏見と戦っていきましょう。