先日、小浜から『ワクノソト☆』を見学に来てくださった方がいました。
フリースクール等の活動に興味をお持ちとのことで、私たちの立ち上げの経緯、立ち上げ時の注意点、広報活動の方法、活動内容などについてお話ししました。
このブログも読んでくださっていて書いてあることについて「すごく真っ当なことが書いてある」「勉強になりました」と言ってくださったのが、一番嬉しかったです。
もし今、この記事をお読みの方でフリースクールに興味がおありの方がいたら、お気軽にご連絡ください。私がお伝えできることであれば、できるかぎりお伝えしたいとは思っています。
【1】「普通じゃない」は、よいことです。
『ワクノソト☆』は、学校の枠に収まりきらない子供たちのための学校です。
「普通」成分100%で作られている学校では、窮屈すぎる子供たちのための居場所です。
そして、学問、ビジネス、ファイナンス、地域貢献、社会貢献などに興味がある子供たちが、思う存分挑戦できるようになる場所です。
つまり、普通じゃないことをするための学校です。
【2】「普通じゃない」は孤独になる
普通じゃないことをすると、間違いなく孤独になります。
普通の人々からは理解されなくなり、むしろ批判や批判を受けるようになります。
私はパワハラ被害者の支援をしているのですが、「被害者を食い物にするな!」という声が届くことがあります。フリースクールについても同じことを言われているのかもしれません。
普通じゃないことをするというのは、そういうものです。
誰でも自分の中の「常識」で物事を見ています。
【3】「普通じゃない」を「普通」と思う人が出てくる
誰でもその人なりの「常識」で世界を見ています。
だからこそ『ワクノソト☆』の活動を、すばらしいと言ってくれる人がいます。
ゲームに夢中になることを応援してくれる人がいます。中学生でビジネスを始めることを、応援してくれる人が出てきます。
「私も学校の軍隊教育に疑問を持っている」と言ってくれる人が出てきます。
一般的には「普通」じゃないことを「普通」だと思っている人が出てきます。
孤独になったとき、一人ではないと思わせてくれる人が現れてくるものです。
【4】「普通じゃない」を続けることが大事
「普通じゃないこと」を称賛してくれる人に会うには、「普通じゃないこと」を続けるしかありません。
毎日、何かしらの働きかけを、世界に対して行っていくしかありません。
頭の中で考えるだけでは足りず、何かしら自分以外への働きかけを行うのです。
ビジネスを始めるなら商品・サービス案を保護者に話してもよいでしょうし、サイトを開設したりしてもよいでしょう。AmabaOwndなら完全無料で、すぐにできます。
地域貢献や地域貢献活動を考えているなら、その活動を行っている人を調べてSNSをフォローしたり、メッセージを送ったりできるでしょう。
いまできることがどれだけ小さいことであっても、世界への働きかけを続けることが大事です。
頭の中は誰にも盗むことができません。反対から言えば、あなたの頭の中を見ることは他人にはできません。
あなたが行動で示し続けるしかないのです。
行動で示し続ければ、他人でもあなたの頭の中を見ることができるようになります。
そうすると、賛同者が現れてくるようになるのです。
【5】枠から抜け出す練習が必要
私達は、枠の中で生きることを練習し続けてきています。
しかし、今の時代により大切となるのは、枠から抜け出すことです。
パワハラが原因で自死を選ぶ人は減っていません。これは会社という枠から抜け出せないからです。
「普通」、「常識」、「当たり前」の中で生き延びることを練習し続けてきた結果、枠から抜け出すことができなくなってきました。
枠の外に出たら人々がどのような反応をするか、それに対してどのように対応したらよいのか、どのようにしたら味方が増えるのか、こういうことを知らずに社会人となるため抜け出せなくなります。
学校は「生きる力」を育てようとしています。しかし、学校ではそれを教えることはできません。
学校が教えることができるのは、「(既存の)枠の中」で生きる力に過ぎないからです。
しかし、今現在、苦しんで命を絶とうと思っている人にとって、そのようなものは何の役にも立ちません。枠の外に出ても大丈夫だという確信、安心を与えることこそが重要です。
『ワクノソト☆』はそれができます。私や妻が、そのような経験をし続けているからです。
そして、枠の外に飛び出すための方法論を、エフェクチュエーションという起業論や、認知心理学をもとに説明もできます。
学校という枠が狭すぎるなら、ぜひ『ワクノソト☆』に来てください。そして、枠の外で生きる力をいっしょに楽しみながら、身に付けていきましょう。
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