オルタナティブ・スクール『ワクノソト』の三國雅洋です。
今日、小学生のお子様と保護者の方が、ワクノソトの見学・体験に来られました。
お子様のほうは、最初、緊張している様子も感じました。
しかし、最後はとてもリラックスしてくれていたように思えます。
瞳が輝いて、声の大きさも大きくなり、トーンも高くなって、声のスピードも上がって、”テンション上がっているな”と明確に分かったのが、嬉しかった。
結局、2時間ずっと話をしていました。
大好きなことについて、たくさん話してくれました。
大人でも知らないことをたくさん知っていて、「好き」のパワーのすごさも再確認。
勉強についても話せたら、もっと良かったかもしれません。
ただ、今回はその子に「この人たちは味方」と思ってもらえることを優先しました。
人間の脳は大雑把にいうと2種類のモードがあります。
1つは「闘争・逃走モード」、もう1つは「停止・計画モード」です。
「闘争・逃走モード」はイノシシを追っかけたり、逃げたりしている緊張状態。
もう1つは家で、”どうやってイノシシを捕まえようか”と、リラックスして計画を練っている状態です。
学習は「停止・計画モード」でないとできません。
自分の安全確保ができていないと、学習できないのです。
ですから、リラックス状態を作ることが大切。
「自分は安全」と思える状態を作ることが大切です。
しかし、ただ「安全」であるだけでは挑戦はしようとは思いません。
そこで次に挑戦ができるようにする働きかけを行っていくことになります。
しかし、順序としてはまず安全確保が第一です。
安全・安心だから挑戦ができます。
『ワクノソト』は、子どもたちにとっての「安全基地」でありたいと思っています。
そして、そのための技術もちゃんと身に付けています。
私たちを、ぜひ信じていただきたいなと思います。
自分が自分でいられる場所『ワクノソト』は、見学・体験を随時受付中です。
興味がある方はご連絡ください。
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