『ワクノソト☆』の三國雅洋です。
18歳から家庭教師、塾講師などを行ってきた経験を踏まえて、家庭学習(ホームスクール)で必要な教材についてお伝えします。
自宅で学習をするときに必要な教材は、次のとおりです。
・教科書
・教科書ガイド
・問題集(学校配布)
学校から配布されているもの+教科書ガイドで、十分だと言うことです。
教科書ガイドが必要となるのは、あまりにも教科書に書かれている情報は不十分だからです。教科書に掲載されている問題の正解・解説が書かれていないため、教科書ガイドを購入せざるを得ません。
教科書ガイドがあれば、辞書を開くなどの無駄な時間を減らすこともできます。学校に行っていても、教科書ガイドは「買い」です。英単語の意味を調べる時間など、無駄でしかありません。
教科書と教科書ガイドを読んでも意味が分からないときは、YOUTUBEを利用しましょう。たとえば算数を勉強していて、教科書の内容がわからないときは「小学2年生 算数 掛け算」のように検索してみると、わかりやすい解説動画が出てきます。今の時代、わからないことは大体YOUTUBE先生が教えてくれますから大丈夫です。
問題集は学校配布のもので十分です。教科書と教科書ガイドでは練習量が不足していると思うときだけ、問題集を使います。このとき、問題集には解答を書き込まないように注意してください。解答を書き込むと、同じ問題を解き直すことができなくなるためです。当然ですが、正解も書き込んではいけません。
問題集の正解・解説が配布されていない場合、教師に伝えて渡してもらいましょう。そもそもあなたが購入したものですから、本来は渡すべきものです。
問題集の説明を読んでも意味が分からないときは、間違いなくそれ以前に理解が不十分なところがあります。一次関数のグラフの交点を求める問題で分からないときは、一次関数の章の最初に戻って勉強をし直してみましょう。
試験勉強や受験勉強の場合は、過去問題集があるとよいです。学校によっては、教師に伝えることで過去問題をもらえることがありますので、試しにお願いしてみましょう。提出してもらえないなら、理論的には情報公開によって請求することも可能ですが、そこまでしないでも出してもらえるでしょう。
勉強するとき、教材が多ければよいというわけではありません。基本が身についていない状態で、新しい教材に手を出すのは非効率的です。教材が増えれば増えるほど、やるべきことが増えることになります。
教科書、教科書ガイド、YOUTUBEを使えば基本的な知識は身に付きます。それが身に付いたら、学校配布の問題集を解いて、知識・技術の定着を図りましょう。その後は過去問題集に取り組めばよいです。
私は家庭教師や塾講師などをしていますが、成績トップの子たちは教科書と問題集、あとは学校の授業だけでその成績を維持しています。本来は他の教材は必要ないのです。
ホームスクールだからといって、教材をたくさん集めるのはお勧めしません。学校と同じ教材だけで十分ですから、むしろ教材を買い込みすぎないように注意してくださいね。
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