福井県敦賀市のフリースクール『ワクノソト☆』の三國雅洋です。
敦賀市には適応指導教室がありますが、『ワクノソト☆』はまったく違います。
今回は、その違いについてお話しします。
【1】適応指導教室『ハートフル・スクール』のゴールは、学校復帰
『教育支援センター(適応指導教室)整備指針(試案)』によると、適応指導教室は《その学校復帰を支援し,もって不登校児童生徒の社会的自立に資することを基本とする。》とされています。
学校復帰を目的とした施設なのです。そのため、学校復帰への働きかけが行われることになります。
敦賀市の適応指導教室『敦賀市ハートフル・スクール』のサイトにも、同様のことが書かれています。
【2】『ワクノソト☆』のゴール
『ワクノソト☆』のゴールは、学校復帰ではありません。
もちろん、子供が学校復帰を望めばそのための働きかけをします。しかし、それは子供が望む場合だけです。
私達のゴールは、「自分で高いゴールを設定し、そのゴールを達成できる子供を育てること」です。
子供たちが将来達成したいことを達成できるように、頭を柔軟に使える子供を育てます。
【3】学習支援をするのは同じ
適応指導教室も、『ワクノソト☆』も、子供たちの学習支援を行います。
この点では同じです。
学校復帰を望む場合や、進学を考えたときに、勉強は必須となります。
『ワクノソト☆』では、青少年向けコーチングプログラムPX受講済み、難関国家資格合格、教育歴20年以上、志望校合格率99%の三國雅洋が学習支援を行っています。
学習指導については、間違いなく敦賀でもトップクラスの実績をもっているはずです。
【4】時間割
適応指導教室では、時間割があります。
『ワクノソト☆』には時間割はありません。教育において、時間割は不要だからです。時間割は管理する側の論理であって、教育の論理ではありません。
脳科学的に「飽き」は、脳が疲れたサインと言われます。この「飽き」が出たときには、別のことをするほうが学習効率がよいのです。時間割が決まっていると、他のことができなくなります。学習をする場合でも、2、3の教科を並列的にやっていくほうがよいです。
『ワクノソト☆』は単なる慣例に従うのではなく、認知心理学や脳科学に則った学習方法を柔軟に取り入れます。
【5】勉強・スポーツに役立つコーチング
適応指導教室は子供に対してカウンセリングを行いますが、コーチングは行いません。
『ワクノソト☆』では、カウンセリングもコーチングも行います。
コーチングはスポーツの分野で発展してきた指導技術です。指導相手がゴール達成できるような心理的サポートを行います。ゴール設定を支援し、自己肯定感や自己効力感を高める支援をし、モチベーションを高める支援をします。本人のゴール達成を心理的にサポートするのです。
カウンセリングは必須ですが、それだけでは足りません。どれだけカウンセリングを受けても「勉強をしたい!」とは思えません。コーチングによってゴールを見つけ、そのゴールのために勉強が必要だとなれば、子供は自然と勉強をします。私はそのような働きかけをし続けてきたからこそ、志望校合格率99%なのです。
【6】いじめ問題にも対応できる
適応指導教室は、いじめ問題にはカウンセリングのみで対応しています。
ワクノソト☆の運営者の1人である私は、いじめ・パワハラ問題にも取り組む行政書士です。そのため、法的観点も含めて対応することができます。
【7】まとめ
・適応指導教室のゴールは「学校復帰」
・ワクノソト☆のゴールは「自分で高いゴールを設定し、そのゴールを達成できる子供を育てること」
・適応指導教室には時間割がある。ワクノソト☆には時間割がない。
・適応指導教室もワクノソト☆も、学習支援をする。
・適応指導教室はカウンセリングを行う。ワクノソトはカウンセリングとコーチングを行う。
・適応指導教室ではいじめ問題にカウンセリングで対応する。ワクノソト☆は法的問題も含めて対応ができる。
いかがでしたでしょうか。
ワクノソト☆は、適応指導教室とは全く違う教育機関です。学校の枠に収まりきらない子供たちのための居場所であり、その才能を引き出すスクールです。法的視点も含めていじめ問題に対応することもできます。
学校という枠に収まりきらない子供たちにとっての、総合支援施設がワクノソト☆です。
もし不登校でお困りでしたら、一度ご相談いただけると道が開けると思いますよ。
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