福井県敦賀市のフリースクール『ワクノソト☆』、三國雅洋です。
「一年の計は元旦にあり」と言いますが、目標などは設定されたでしょうか。
新年の豊富などを考えるとき、私達は無意識に1つだけに絞ろうとする癖があります。これも学校教育の影響が大きいと思うのですが、目標を一つに絞り込む必要なんてありません。
目標は多ければ多いほどよいのです。どうせ一つのことだけに集中し続けることなんてできません。野球大会で優勝することだけを考えて行動しつづけることなんて無理です。
私達の興味・関心は移りゆくものであり、それが自然なことです。何か1つにだけ集中しつづけるというのは不自然なことです。ずっとイノシシのことを考えて続けている人が、原始時代に生き残れたはずがありません。
脳の仕組み上、「飽き」は脳の疲れの兆候です。飽きたときは脳の回路が疲れているので、他のことをしたほうがよいのです。
しかし、そのとき他のことが用意されていなければただYouTubeを見て過ごすことになるでしょう。
目標やゴールがたくさんあるから、「疲れたから、次はこれをしよう。」と思えるのです。勉強に疲れたときに、ビジネスについて考えたり、ものづくりについて考えたり、留学について考えたりできるのは、そういうゴールがあるからです。
1つの目標だけに向かうのは、決してすばらしいことではありません。それは脳の仕組みからしても不自然なことです。そしてそれは、あなた「1つだけすればいい」という言い訳を与えてしまうことにもなります。
たくさんの目標・ゴールを設定しましょう。そして、できるだけバラエティに富んだものにしましょう。勉強、遊び、恋愛などの一般的なゴールだけでなく、ビジネス、ファイナンスについてもゴールを設定しましょう。そして、できれば地域貢献、社会貢献などのゴールについても設定しましょう。
バランスが取れていて、さまに色鮮やかなゴールを設定してください。
あなたの一年を、たった1つのゴールなんかで縛らないように気をつけてくださいね。
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