オルタナティブ・スクール『ワクノソト』の三國雅洋です。
今回は子供の褒め方について、書きたいと思います。
基本的には「さすが」と「もっと」のニ語の組み合わせで足ります。たとえば、「さすがかんちゃん、絵が上手だね。どんどん上手になるね。」というふうに褒めます。これだけでは天狗になると心配なら、「かんちゃんなら、もっと上手になれるよ」と付け加えます。
人を育てるときに、褒め言葉以外は必要ありません。
たとえば何か指摘しなければならないときも、「そんなことするのは、かんちゃんらしくないよ」と言います。本来のあなたは、そんなことする人じゃないという前提で話すのです。
もちろん、日常生活で感情的になってしまうのは仕方がないですし、いつもいつも褒めるのはできないと思います。
それでも、基本的には褒める言葉以外はいりません。より正確に言うと、子供を高く評価する言葉以外は必要ありません。
高く評価するからこそ、よくないことをしたら指摘するのです。ですから、それは甘やかしにはなりません。
子供は自分を高めることに貪欲です。ですから、それを自分を低める言葉にも敏感です。
子どもをもっともっと高く評価して、その評価に近づけばさすがと褒めて、とおざかったららしくないと指摘すればよいのです。
これはどちらになっても、子どもを褒めることにつながります。
人は誰でも褒めて伸びます。子供ならなおさらです。子供をどんどん高く評価してあげてください。「さすが」と「もっと」で、褒め続けてあげてください。
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