子どもの自己肯定感を高めるより先にするべきことフリースクール『ワクノソト☆』の三國雅洋です。今回は「子どもの自己肯定感を高める方法」について、「まず自己肯定感を下げる働きかけを止めることが大切」という話をします。【1】自己肯定感を下げる言動をストップする子どもの自己肯定感を高める働きかけよりも、大切なことがあります。それは「自己肯定感を下げる働きかけを止めること」です。ネガティブな体験は、ポジティブな体験の3~7倍の影響力があると言われます。3つの嬉しい出来事があっても、1つの嫌な出来事があると相殺されてしまうのですね。自己肯定感を高める働きかけをするときにも、このネガティブな出来事の影響力を意識にとどめておく必要があります。自己肯定感を下げる働きかけ1つが、自己肯定感を高める...13Aug2020伝え方
教師が、不登校の原因の場合の対処法「教師が子どもをいじめたことが原因で、子供が不登校になった。」「子供が嫌がらせを受けていたあと、教師の対応が悪くて不登校になった。」このような話しは、稀(まれ)なことではありません。今回は、教師が原因で子供が不登校になった場合の対処法についてお伝えします。さらに、子供が抱えている心の傷を少しでも早く癒すサポートの方法についても、お伝えします。私はフリースクール『ワクノソト☆』の運営者の1人ですが、行政書士・コーチとしてパワハラ問題解決にも取り組む専門家でもあります。また、私自身も中学生時代に嫌がらせを受け続けた経験があります。いじめ・嫌がらせ問題の専門家として、現実的な対処法をお伝えしますのでぜひご覧ください。【1】教師が、不登校の...21Dec2018伝え方
家庭学習(ホームスクール)で、子供の「やる気」を引き出す方法教育コーチの三國雅洋です。私は18歳に家庭教師を始め、塾講師や医療法人理事などを通して、教育に携わってきました。高校志望校の合格率は99%以上です。最近では高志中学校にも合格者を出しました。家庭教師や塾講師というのは、基本的には週に1回だけの指導です。どれだけ効率的に指導をしても、指導できる量には限界があります。私が結果を出すことができたのは、子供のやる気を引き出してきたからです。少なくとも1週間は持続するような働きかけをしてきたからです。【1】教える技術に大差はない子供に勉強を教えるティーチングは、誰でもできます。家庭教師や塾講師の多くは大学生で、教育についての訓練を受けてきているわけではありません。こども食堂青空の「宿題しよう会...08Oct2018こどもの気持ち伝え方
ホームスクール(家庭学習)がうまくいくための方法ホームスクール(家庭教育)をうまくいかせるために、やっておいたほうがよいことがあります。今回はそれについて書いていきます。【1】ゴール(夢・目標)があるから学習をする最近まで我が家には「カゲちゃん」というペットがいました。トカゲの「カゲちゃん」です。近くの山で、妻と子が連れて帰ってきました。正直、心の中で《なんでトカゲ!》と思いましたが、しぶしぶOKしました。飼っていいとわかったあとの、妻と子の動きの早いこと。世の中にトカゲの生態について詳しい人は、それほど多くはないはずです。飼うにあたり、妻と子はどのような環境に住むか、何を食べるのかなど、一心不乱に調べていました。間違いなく一般の人々よりは、トカゲに詳しい家族になったと思います。...13Sep2018伝え方
勉強の遅れを取り戻す方法オルタナティブ・スクール『ワクノソト☆』の三國雅洋です。子供が授業についていけないと、どうしても保護者は焦ります。どんどん遅れが積み重なっていき、一方で受験は近づいてくる。しかし、本人に焦りは見えない。保護者として焦ってしまうのは、仕方ないことです。そうしたときに保護者がしてしまうのが「勉強しなさい」と言うことです。ですが、そんな言葉だけで勉強するはずがないですね。しかし、「言わないよりはよい」と思ってしまうので、言ってしまい、子供のやる気を奪ってしまいます。子供としても、勉強はできたほうが嬉しいのです。ただ、”無理だ”と思っているから勉強しないのです。無気力を学習してしまった、学習性無気力の状態です。この状態から抜け出すのに一番簡...18Feb2018伝え方
「できない」の積み重ねがやる気を奪うオルタナティブ・スクール『ワクノソト☆』の三國雅洋です。よく「何ができないのかを知るのが大切」って、人生の先輩はおっしゃいますよね。たしかに私も、それは一理はあると思います。しかし、「できない」の積み重ねによって、何か得られるものがあるでしょうか?私たちの生活は、誰かの「できること」で成り立っています。たとえば、今、私はパソコンで文章を書いています。このパソコンは、パソコンを配達できる人が届けてくれたために、今、ここにあります。そして、もちろん、パソコンを製造する機械を作れる人がいて、パソコンが作られています。それぞれの1人1人が「できること」を積み重ね、重ね合わせて、私の前にパソコンがあります。決して「できないこと」の上に積み重な...14Feb2018伝え方
高校合格しても、やる気が出てくる指導法オルタナティブ・スクール『ワクノソト☆』の三國雅洋です。私立の推薦入試に合格すると、大抵の中学生はやる気がゼロになります。これは当たり前ですね。しかし、そういうときでもやる気を引き出す方法はあります。それはゴールを更新することです。たとえば、私は、現時点でも、高校に合格した生徒には、数学Ⅰの内容を生徒に教えています。そうすると、自然と子供の中でのゴールが更新されるようになるのです。分かりやすくいうと、やるべきことが見えてくるわけです。「ちはやふる」という漫画で、主人公ちはやが率いる瑞沢高校が全国大会優勝を果たしたため、目標を見失うという場面があります。このゴール達成によって目標を見失うというのは、教育の現場ではよくあることです。こう...06Feb2018伝え方
大人の仕事は、子供の自信を高めること!オルタナティブ・スクール『ワクノソト☆』の三國雅洋です。今回は、やる気と関係が深い「自信」についてお話したいと思います。どれだけやりたいことでも、それをできる自信がなければ実行に移せません。「何をやっても無駄だ」と思う感覚を、心理学では「学習性無気力」と言います。「無気力」も学習されるものだということです。つまり、「できない」と学んじゃうんですよ。心理学的には実現可能性が50%ほどのとき、もっともやる気が出るとされています。そうであれば、私たち大人がすることは、子供たちに50%の自信を与えることです。これはプロジェクトマネジメントの分野で「学生症候群」と呼ばれるものからも、説明ができます。学生症候群というのは、”ギリギリにならないと...31Jan2018伝え方
見ているものを共有することが大切オルタナティブ・スクール『ワクノソト』の三國雅洋です。今、「夏目友人帳」というアニメを観ています。このアニメが好きだと、ある生徒が言ったためです。1つ1つの物語が切なく、温かいアニメです。面白いです。他にも「デビルサバイバー2」というアニメを見たり、デュエルマスターズというカードゲームを勉強したり、人狼ゲームをやったり、ラップを聞いたりしています。子供たちが観ているアニメや音楽や動画を観て、子供たちがしている遊びをするようにしています。子供たちが観ている世界を共有したいからです。心が通いあう状態のことを心理学ではラポールと言いますが、このラポールは現実(リアリティ)の共有から生まれます。簡単に言えば、同じものを観て、同じものを聴いて...16Nov2017伝え方
「あなたらしくない」と叱るワクノソトの三國雅洋です。自分の人格に対するネガティブな感情を「恥」と言います。簡単に言えば「自分が悪い」という感覚が「恥」です。この「恥」は、何も行動の改善に繋がらないことが心理学で実証されています。「自分が悪い」と思っても、「自分はダメな人間だ」と思っても、行動は変わらないのです。では、行動を改善するにはどうすればよいかと言えば、行動に焦点を当てることです。これも先程の心理学実験の中で、同時に示されています。「自分のあの行動はよくなかった」と、行動に焦点を当てるのはよいのです。よく叱るときは人格ではなく、行動を叱りなさいと言われます。それは心理学的にも実証されているということです。しかし、大切なのは指摘された側がどう思うかです。...15Oct2017伝え方
教育者こそ未完成であるべきワクノソトの三國雅洋です。私たちは学校の枠に収まりきらない子供たちのためのスクールをつくるために奮闘中です。正直に言えば、毎日が手探り状態です。何からすればよいのか、何をすればよいのか、日々頭をフル回転させながら進んでいます。この姿は決してスマートではありません。ですが、私たちが子供に見せるべき姿とは、こういうものではないでしょうか?教育者はこれまで、"正解を教える人"でした。しかし、多くの大人が言うとおり、社会に出たら正解はありません。それならば、教育者こそ正解のない問題・課題に取り組んでいるべきではないでしょうか?答えを教える人ではなく、現実に問題解決する姿を見せ続けるべきではないでしょうか?大人は決して完成された人であってはい...06Oct2017伝え方
子供への働きかけも大切ワクノソトの三國雅洋です。ワクノソトは子供の自己決定を尊重しています。自分の責任において、自分がしたいことはすればいいですし、したくないことはしなくてもいいと言うスタンスです。しかし、子供への働きかけは必要だと考えています。私たちは、自分が知らないことは認識さえできません。全く知らない英単語は聞きとれないのと同じように、知らないことは認識さえできないのです。ある程度の知識がないと、自分が本当にしたいことさえわからないままになってしまいます。ですから、ワクノソトでは教養としての知識を得られるように働きかけを行います。自由参加の講義を行い、ライブで配信も行う予定です。私たちは、子どもたちが心から好きなことを見つけられるために必要な働きか...05Oct2017伝え方