家庭学習(ホームスクール)で、子供の「やる気」を引き出す方法教育コーチの三國雅洋です。私は18歳に家庭教師を始め、塾講師や医療法人理事などを通して、教育に携わってきました。高校志望校の合格率は99%以上です。最近では高志中学校にも合格者を出しました。家庭教師や塾講師というのは、基本的には週に1回だけの指導です。どれだけ効率的に指導をしても、指導できる量には限界があります。私が結果を出すことができたのは、子供のやる気を引き出してきたからです。少なくとも1週間は持続するような働きかけをしてきたからです。【1】教える技術に大差はない子供に勉強を教えるティーチングは、誰でもできます。家庭教師や塾講師の多くは大学生で、教育についての訓練を受けてきているわけではありません。こども食堂青空の「宿題しよう会...08Oct2018こどもの気持ち伝え方
不登校の生徒にこそ、自己肯定感を高める働きかけが必要です。オルタナティブ・スクール『ワクノソト☆』の三國雅洋です。学校は教育現場の一部でしかありません。しかし、学校の枠の外に出たことに対して、「自分は劣っている」と思ってしまう子は大勢います。学校の授業についていけないことで「自分は頭が悪い」と思ったり、他の子に比べて運動ができないだけで「自分は運動神経がない」と思ったりしてしまうのですから、学校に行かない状態に対して劣等感を持ってしまうのは仕方がないことです。しかし、学校は教育現場の1つに過ぎません。劣等感を感じる必要もありませんし、自己肯定感や自己効力感を下げる必要もありません。『ワクノソト☆』は自己イメージ(セルフイメージ)を重要視しています。それは人生全般に関わってくるからです。どれ...30Mar2018こどもの気持ち
「行きたくない」を大事にしよう。オルタナティブ・スクール『ワクノソト』の三國雅洋です。私はパワハラ被害者を支援する仕事もしています。だからこそ思います。「行きたくない」と言えることは、本当に大切なことです。パワハラ被害に遭っている人は「行きたくない」と周囲の人に言うことができません。だから1人で悩み、1人で苦しんでいます。そして、自分を奮い立たせ、頑張って出勤して、心身を傷つけていくのです。私たちには”これまで通り”を好む心理性質があります。現状維持を好む性質があるのです。コーチングでは「ホメオスタシス(恒常性維持機能)」の働きだと説明します。この現状維持を好む性質により、どれだけ現状が辛くても「行かない」ということが選べなくなります。辛いことが待っている場所にで...24Oct2017こどもの気持ち