今回は、やる気と関係が深い「自信」についてお話したいと思います。
どれだけやりたいことでも、それをできる自信がなければ実行に移せません。
「何をやっても無駄だ」と思う感覚を、心理学では「学習性無気力」と言います。「無気力」も学習されるものだということです。つまり、「できない」と学んじゃうんですよ。
心理学的には実現可能性が50%ほどのとき、もっともやる気が出るとされています。そうであれば、私たち大人がすることは、子供たちに50%の自信を与えることです。
これはプロジェクトマネジメントの分野で「学生症候群」と呼ばれるものからも、説明ができます。学生症候群というのは、”ギリギリにならないと、動かない”という人間の性質です。TOCという理論で使われる言葉なのですが、アメリカでも学生はギリギリになるまで宿題に取り組まないようです。人間一般の性質なのでしょうね。
一方で、絶対に期日に間に合わないとなれば、やはり人は動かないわけです。つまり、できるかできないかが50/50のときに、行動を起こします。結局は、実現可能性が度合いが大切となります。
もし自信がありすぎる場合は、ただゴールを高く上げればよいだけです。志望校に合格したなら、その先に何をしたいのかゴールを再設定すればいいんです。ですから、あえて自信を下げるような働きかけは必要ありません。
ですから、自信を引き出したいときに、大人がやるべきことは、どうやって自信を高めるかです。ゴール設定と、自信を高める働きかけ、この2つが大切となります。
その具体的な方法については、次回のやる気セミナーでお話しします。
子供がどんどんゴールを高く設定して、自信をつけていったら嬉しくないでしょうか?健全な自己肯定感に支えられたやる気を、引き出したいと思いませんか?子供が嬉しそうに何かする姿って、嬉しいですよね。
きっとお役に立つと思いますので、ぜひお越しください。
https://www.facebook.com/events/331716427328493/
0コメント