『ワクノソト☆』の三國雅洋です。
不登校になったとき、学校や保護者は「早期解決」を目指すのが普通です。つまり、学校にいち早く戻そうとするのです。
たしかに不登校になると、さまざまな不利益があります。保護者としても働くことが難しくなる場合がありますし、さまざまな費用も掛かってしまいます。
しかし、不登校自体はそもそも何も問題ではありません。そもそも子供は学校に行く義務はありません。「義務ないことをしないこと」が、問題となるはずがないですね。不登校は子供の問題ではないのです。
もちろん、不登校によって子供に不利益が生じます。ですが、それは子供の問題ではありません。少なくとも私たち大人側が、子供の責任にするのはカッコ悪いですよ。
不登校は、私たち大人の問題です。ただ、解決の仕方についても、間違えてはいけません。
私たちがするべきことは、不登校による不利益をなくすこと、または減らすことです。それが問題解決です。子供に「学校は行くべきもの」と洗脳するのが問題解決ではありません。子供に学校に行かせることを解決だと捉えている限り、不登校はなくなりません。問題でないものを問題だと捉えているのですからね。
私たちが解決するべきは、不登校による不利益です。たとえば、不登校による不利益が顕在化するのは、高校受験のときです。内申点が付けられず、受験を事実上、断念せざることがあるからです。高校側としては、内申点を確認したいのは分かります。しかし、それは内申書として提出させるべきものでしょうか?不登校によって内申点が出ない生徒には、所属するフリースクール等での活動報告を求めたり、英検、数検などの各種資格試験を考慮することはできないでしょうか?そもそも、公立高校の受験点数に、英検が点数として取り入れられています。不登校の生徒人数はそれほど多くないわけですから、詳細に精査するのは時間的にも難しくないでしょう。
このように、不登校による不利益を減らすことが大切なのです。そして、そのような解決策を思い浮かべるようになるためのものが、教育です。そうだとすると、今の教育は成功しているのでしょうか?
私たち『ワクノソト☆』は、学校の枠に収まりきらない子供たちのためのスクールです。だからこそ、どうすれば不登校による不利益をなくせるか、減らせるかを日々考えています。だからこそ学習支援も行いますし、自己肯定感を高める働きかけも行います。そしてどちらも、プロとして行っています。私の家庭教師をしていた時代の生徒の、高校志望校合格率は100%です。また各種難関国家資格の保有者でもあります。1ヶ月で100冊ほどの本を読みます。私以上に教育について勉強を続けている人はいないと自負しています。そして、自己肯定感を高める働きかけもプロとして報酬を得ながら行っています。『ワクノソト☆』に来て頂ければ、不登校であっても、勉強について心配はされなくても大丈夫です。また、本人の自己肯定感を下げるような働きかけがないことについても、ご心配いりません。私たちは、プロとしての覚悟を持って行っています。
不登校による不利益をなくしたいと、本気で思っています。不登校で子供が不利益を受けるなんて、おかしいです。その活動の一歩が『ワクノソト☆』です。少しずつ動いていきますので、ぜひ観ていてください。
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