不登校でも、勉強は絶対にできるようになる。【福井県敦賀市『ワクノソト』】オルタナティブ・スクール『ワクノソト』の三國雅洋です。デュエル・マスターズのスタートデッキを購入し、研究に励む毎日です。研究すればするほど、ものすごく頭を使うゲームだと思い、『ワクノソト』でも使えないかと思案中です。このような形式論理を扱うゲームは、どんどん取り入れていきたいと思っています。形式論理を扱うことができれば、学校の勉強は絶対にできるようになります。カードゲームをルールに従って遊べるなら、それで十分です。ですから、誰でも中学校までに学習する内容は、ちゃんとできるようになります。今まで勉強ができなかったとしたら、それは単純にやり方の問題です。学習というのは、”知っていること”に”知らなかったこと”をつなげるゲームです。一方で...22Dec2017
不登校の解決策は、不登校の不利益をなくすこと。オルタナティブ・スクール『ワクノソト』の三國雅洋です。不登校は決して悪いことではないのですが、現状ではさまざまな不利益があります。たとえば、高校入試において、欠席日数や内申点などで、不利益を被ることはあります。欠席日数を、高校入試の評価対象としない高校が増えてきているとは言われます。しかし、そもそも中学校が気にしていて、高校受験をさせないように働きかけるのです。制度上の不利益はなくても、事実上の不利益は残っていると言わざるを得ません。だからこそ、大切となるのが、その事実上の不利益も含め、不利益を解消するように動くことです。学校に行かないことによる不利益の一番大きなものは、おそらく、勉強がしにくくなることです。そして、これは内申点など...11Dec2017
「わかったつもり」が出発点!オルタナティブ・スクール『ワクノソト』の三國雅洋です。「この子は、すぐにわかったつもりになるんです」と、保護者の方からよく相談を受けました。今回は、この不安を解消する方法をお伝えします。それが、「『わかったつもり』は出発点」という指針を持つことです。心理学で「流暢性の幻想」と呼ばれるものがあります。《流暢性とは、情報を適切に素早く処理し出力する能力のことである。事実や公式や要旨がその場ですぐに思いだせると、翌日や翌々日になっても思いだせると信じてしまうのだ。この流暢性が招く幻想は非常に強力だ。主題や課題の内容をつかんだと思えば、それ以上勉強する必要はないと思い込む。人は忘れるという事実を忘れてしまうのだ。》(下記サイトから引用)05Dec2017
子供の褒め方が大切オルタナティブ・スクール『ワクノソト』の三國雅洋です。今回は子供の褒め方について、書きたいと思います。基本的には「さすが」と「もっと」のニ語の組み合わせで足ります。たとえば、「さすがかんちゃん、絵が上手だね。どんどん上手になるね。」というふうに褒めます。これだけでは天狗になると心配なら、「かんちゃんなら、もっと上手になれるよ」と付け加えます。人を育てるときに、褒め言葉以外は必要ありません。たとえば何か指摘しなければならないときも、「そんなことするのは、かんちゃんらしくないよ」と言います。本来のあなたは、そんなことする人じゃないという前提で話すのです。もちろん、日常生活で感情的になってしまうのは仕方がないですし、いつもいつも褒めるのは...03Dec2017