不登校の生徒にこそ、自己肯定感を高める働きかけが必要です。オルタナティブ・スクール『ワクノソト☆』の三國雅洋です。学校は教育現場の一部でしかありません。しかし、学校の枠の外に出たことに対して、「自分は劣っている」と思ってしまう子は大勢います。学校の授業についていけないことで「自分は頭が悪い」と思ったり、他の子に比べて運動ができないだけで「自分は運動神経がない」と思ったりしてしまうのですから、学校に行かない状態に対して劣等感を持ってしまうのは仕方がないことです。しかし、学校は教育現場の1つに過ぎません。劣等感を感じる必要もありませんし、自己肯定感や自己効力感を下げる必要もありません。『ワクノソト☆』は自己イメージ(セルフイメージ)を重要視しています。それは人生全般に関わってくるからです。どれ...30Mar2018こどもの気持ち
『ワクノソト☆』は、高い自己評価が身につくスクールです。『ワクノソト☆』の三國雅洋です。『ワクノソト☆』では、自己評価を重視します。そして、自己評価を高めるための働きかけをします。テストの点数よりも自己評価を重視するのが、学校、塾とは大きく違うところです。私は家庭教師や塾講師などを通して、何百回も「私は頭が悪い」という言葉を聞いてきました。しかし、頭が悪いという表現は明らかに間違っています。ただテストの成績が振るわないだけです。さらに「私は頭が悪い」と自己評価している子供は、高い点数を取っても「今回は運がよかった」と解釈をします。テストの成績が良くなければ”自分は頭が悪い”と思い、成績がよければ”運がよかった”と考えます。そうであれば、勉強をしても意味がないという結論になるのは明白ですね...08Mar2018ワクノソトって?
不登校は、子供が解決するものではない。『ワクノソト☆』の三國雅洋です。不登校になったとき、学校や保護者は「早期解決」を目指すのが普通です。つまり、学校にいち早く戻そうとするのです。たしかに不登校になると、さまざまな不利益があります。保護者としても働くことが難しくなる場合がありますし、さまざまな費用も掛かってしまいます。しかし、不登校自体はそもそも何も問題ではありません。そもそも子供は学校に行く義務はありません。「義務ないことをしないこと」が、問題となるはずがないですね。不登校は子供の問題ではないのです。もちろん、不登校によって子供に不利益が生じます。ですが、それは子供の問題ではありません。少なくとも私たち大人側が、子供の責任にするのはカッコ悪いですよ。不登校は、私たち大...07Mar2018世間の迷信